ADHDの私 警察官を辞めた理由・・・

警察官 ADHD体験記

私は大学卒業と同時に警察官になりました。

もともと警察官になりたいと思っていました。

しかし、壊滅的に警察官が向いていませんでした。

ではここから詳しく説明していきます。

警察学校卒業

過酷な警察学校を卒業すると各警察署の地域警察官の交番勤務の警察官になります。

交番の警察官は「三交代制」を採用しています。

簡潔に言うと1.5勤務・1.5休暇みたいなイメージです。

交番勤務の時のスケジュール

7:00 警察署に到着

7:30 朝稽古(武道の練習や筋トレ)

8:30  朝礼(前日の引継ぎや共有事項の確認)

9:00  面交代後、担当交番に向かう

※ 面交代とは、警察無線やバイク等を前任者から交代してもらうことです。

22:00 仮眠時間(早寝と遅寝の2パターンあります)

・私の担当していた交番は事案が多かったので書類作成をしていました。

→1時間ほど寝れたら良い方でした

翌日

2:00  巡回や事案対応

9:00  次の担当者に面交代へ

12:00 事案の書類対応

13:00 上司の手伝い

14:00 帰宅へ

こんな感じのスケジュールを過ごしていました。

事案が発生しなかったら、仮眠時間の4時間寝ることができますし、面交代後、10時過ぎには帰れる日があります。

担当する交番によって忙しさが全然違います。

同期の配属されたところは事案の件数が少なく、楽だという者も言えば、私の担当していた交番より過酷な同期もいました。

どんな業務をするの?

・巡回連絡

地域住民の自宅に訪問して詐欺などの注意喚起を行いました。

・拾得物の書類作成

簡潔に言うと、「落とし物拾いましたよ。」という書類の作成

・遺失物の書類作成

簡潔に言うと、「落とし物をしました。」という書類の作成

・事案の初期対応

交通事故の発生・窃盗被害の対応・ご遺体の通報の情報集め等

・職務質問

簡潔に言うと、怪しいと思った者を呼び止め、警察官からの質問すること。        ※職務質問の際に、スマホで動画を撮影されたこともあります。

→これは得意でした。一応、目標件数がありました。

・交通取り締まり

交通違反者の切符を切ること

1日で5件も切符を切ったこともあります。

・夜間の巡回

→ヤンキー高校生や中学生を家に帰らせたりしていました。

向いていなかった業務

・書類作成能力

遺失物・拾得物等の書類を作成する際のケアレスミスで人より時間がかかってしまったりしました。

・無線の聞き取り

無線の内容が聞き取れない。癖のある人の無線は「日本語か?」ていうほどでした。

後に分かったことですが、ADHDの特性上、耳からの情報が弱いことが判明しました。

・交通取り締まりの意義について

交通取り締まりには目標があって1日何件は交通取り締まりの切符を切らないといけませんでした。違反者からは罵詈雑言を浴びせられます。「暇人かよ。小銭稼ぎが。」等の言葉をかけられて「なんのために仕事しているのか」かがわからなくなりました。

頭では理解していたが、過酷すぎる

昼ごはん・夜ご飯を食べずに交通事故発生時の交通整備や行方不明者の捜索等、挙げれば挙げるほど、きりがありません。

仮眠時間なんてあってないようなものでした。新人警察官は寝る間も惜しんで仕事をしないといけない環境です。

特にご遺体の取り扱いはなんとも言えなくなります。ご遺体の匂いやご遺体の体の冷たさや無残なご遺体の対応等は今でも鮮明に覚えています。

私は、一時期精神的にやられてしまい、お肉やお魚が食べられなくなりました。

子供がわざわざ、落とし物を持ってきてくれたのに、緊急を要する事案の発生でないがしろに対応せざるをえない対応をしてしまいました。かなり後悔しています。

詳しいことは言えませんが、刃物を取り扱う事案にも対応したこともあるので、自身の生命の危機を感じる経験もしました。覚悟を決めて警察官になりましたが、いざ生命のやりとりを行うと、警察学校で行っていた訓練とは異なり、緊張の度合いが桁違いでした。

やめることを決意

このまま、警察官として働いていくことは困難だと感じました。

肉体的にも精神的にもしんどかったです。

私のやりたかった立場の弱い者を守れず、どんどん心が汚れていくことを感じました。

人間関係でも、高圧的な上司や気分屋の上司に振り回され、疲れ果ててしまいました。

警察署の通勤中に「電車に飛び込んだら楽になるのではないか?」等と自己嫌悪仕してしまい、苦しかったです。

このまま警察官として働き続けることで、周りに迷惑をかけてしまったり、地域住民に迷惑をかけてしまうのではないか・・・

等のネガティブな感情が頭に中をぐるぐる回っていました。

まとめ

警察官の仕事は大変です。尊敬できる仕事です。

ただ、私にはこの仕事に適性がありませんでした。

このまま警察官で働き続けて私は幸せなのだろうか。

苦しいなら逃げていいんだ。仕事はたくさんあると思い、

私は半年以上1年未満で警察官を辞めました。

ADHDでも警察官にはなれますので目指したい方は応援します。

私の1社目は警察官です。

2社目のことも追々書きますので読んでくれると幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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